対応する主な疾患

泌尿器科

尿失禁

前立腺がん

神経因性膀胱

血尿・尿潜血

前立腺肥大症

急性膀胱炎・腎盂腎炎

STD(性感染症)

夜尿症(おねしょ)

ED(勃起不全症、射精障害)

膀胱がん

慢性腎不全

尿路結石

内科

生活習慣病

健康診断

インフルエンザ予防注射

症状から見る疾患

尿が近い、尿の回数が多い(多尿・頻尿・尿意切迫)

夜間頻繁に排尿で起きる(夜間尿失禁)

尿が漏れる(尿失禁)

尿が出にくい・尿の勢いが弱い・尿をするのにお腹に力を入れる(無尿・尿閉)

尿が全く出ない(尿閉)

尿が残っている感じがある(残尿感)

「おねしょ」(夜尿症)が治らない

尿をするときに痛む(排尿時痛)

勃起力が低下した

尿道から膿が出る

精液に血が混じり赤くなった

排尿時に痛む

前立腺がんが心配

前立腺肥大症かどうか検査したい

陰嚢内が痛い

陰茎、陰嚢がかゆい

陰茎、陰嚢が痛い

睾丸(陰嚢)が腫れている(陰嚢腫大)

血液検査でPSA値が高い言われた

尿検査で尿に血が混じる。「血尿」を指摘された。

各種検査

骨シンチグラフィー

残尿測定

前立腺触診(直腸診)

超音波検査

尿検査

尿細胞診

尿道造影(UG)

尿流量測定

排泄性尿路造影(IVP・DIP)

膀胱鏡検査

膀胱造影(CG)

膀胱内圧測定(CMG)

CT検査

MRI検査

PET

PSA検査

前立腺針生検

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)とは?

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)は、主に性交をすることによって、ヒトパピローウイルス(HPV・コラム)が感染して腫瘤(いぼ)ができてしまう病気です。代表的な性器ヘルペスと並んで性行為感染症(STD・コラム)の一種です。尖圭コンジローマの人と性交をしてしまうと60%~80%の確率で感染します。手足に出現するいぼとは違い、先が尖っているのが特徴になります。感染してから腫瘤が出現するまでの潜伏期間は、平均で3ヶ月になります。感染していても症状がないことが多い
です。
女性の場合、好発年齢は10代後半~30代前半です。腫瘤がよく出現する部位は外陰・膣・子宮頚部の皮膚や粘膜で、臀部(でんぶ)や腹部、大腿に広がることはありません。男性の場合は、生殖器、とくに陰茎にできるのが特徴です。

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)の症状は?

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)の症状は女性の場合、外陰部の皮膚や粘膜に先の尖った腫瘤(いぼ)が出現します。なかには尖っていない平坦な形をしたものも出現することがあります。また、膣入口部、大小陰唇、会陰、肛門などに出現することが多く、子宮の入口や膣壁にも出現することがあります。痛みはほとんど感じなく、かゆみや異物感程度です。
男性の場合は、いぼができたことで悩む男性もいるが、そのほとんどはフォアダイスや真珠様陰茎小丘疹ですので、病気ではありません。しかし、次のような症状がみられたら尖圭コンジローマの可能性があります。
亀頭や冠状溝、包皮、肛門周辺、外尿道口に出現することが多く、まれに尿道や膀胱に出現します。痛みはなく、乳頭状や鶏冠状のいぼが増え、多発する傾向があります。触ることにより、出血や感染を起こし、だだれることもあります。

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)の原因は?

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)の原因はウイルスです。ヒトパピローウイルス(HPV)と呼ばれます。HPVには100種類以上確認されているので、子宮頸がんの原因のウイルスもこの中にあります。
尖圭コンジローマは性交が主な原因になります。HPVは皮膚や粘膜の接触により感染を引き起こします。性器や肛門周辺の皮膚や粘膜に潜伏しており、皮膚や粘膜の小さな傷から侵入するのが特徴です。性交のときに皮膚が擦れると傷ができ、その小さな傷からウイルスは入り込んでしまいます。また、皮膚や粘膜との直接的な接触が原因であるので、オーラルセックスなど、どのような形態の性交であっても、接触してしまうと感染する可能性があります。さらに、皮膚に傷があるとHPVは侵入しやすいです。アトピー性皮膚炎などで皮膚に炎症がありますと、特にHPVに感染しやすくなります。

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)の検査・診断は?

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)は女性の場合、独特な形をしているいぼですので、外陰部の所見で診断することができます。しかし、角化が不十分、いぼの形成が不完全な初期病変などになりますと、診断に苦慮することもしばしばあります。区別をする病気には、ボーエン様丘疹症(きゅうしんしょう)(HPV16型の感染によって起こる前がん病変)、外陰がんなどがあり、組織の一部を切り取り、診断することが重要になります。子宮の入口にできた場合は細胞をこすり取ったり、組織を採取することで病理組織学的に診断場合もあります。近年では、ヒト乳頭腫ウイルスも検出することも可能になりました。
男性の場合ですと、尖圭コンジローマはその特徴のある外見から診断は簡単ですが、確定診断になりますと病理組織学診断が必要になってきます。できることなら、ヒトパピローマウイルスのDNA型を調査することを推奨します。

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)の治療は?

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)の治療方は女性と男性で違ってきます。女性の場合ですと、凍結療法(液体窒素など)、電気焼灼、レーザー蒸散、メスによる切除などの外科的治療法を行いますが、近年では、局所に塗って治療することができるイミキモド(ベセルナ)クリームが保険で使用可能になりました。週3回、就寝時に塗り、翌朝洗い流すというものになります。完治するまでには時間を要しますが、自宅で治療できるという利点があります。
男性の場合は、自然消滅が認められることもあるのですが、原則的には何かしらの治療が必要になってきます。外科的治療と薬物治療の2種類がありますが、国内では外科的治療が中心になります。近年では、イミキモド(ベセルナ)クリームが発売され、これは隔日で週3回患部に塗るものになります。コンジローマが消滅するまでには時間かかるので、16週間継続的に使用する必要があります。