排泄性尿路造影(IVP・DIP)
対応する内科の主な疾患
症状から見る疾患
- 尿が近い、尿の回数が多い(多尿・頻尿・尿意切迫)
- 夜間頻繁に排尿で起きる(夜間尿失禁)
- 尿が漏れる(尿失禁)
- 尿が出にくい・尿の勢いが弱い・尿をするのにお腹に力を入れる(無尿・尿閉)
- 尿が全く出ない(尿閉)
- 尿が残っている感じがある(残尿感)
- 「おねしょ」(夜尿症)が治らない
- 尿をするときに痛む(排尿時痛)
- 勃起力が低下した
- 尿道から膿が出る
- 精液に血が混じり赤くなった
- 前立腺がんが心配
- 前立腺肥大症かどうか検査したい
- 陰嚢内が痛い
- 陰茎、陰嚢がかゆい
- 陰茎、陰嚢が痛い
- 睾丸(陰嚢)が腫れている(陰嚢腫大)
- 血液検査でPSA値が高いと言われた
- 尿検査で尿に血が混じる。「血尿」を指摘された。
在宅訪問診療
排泄性尿路造影(IVP・DIP)とは?
排泄性尿路造影(IVP・DIP)検査は、膀胱がんや腎盂、尿管がん、路結石の診断、血尿のスクリーニング検査の用います。血尿の原因を知るために行い、さらに腫瘍や尿管結石や水腎症、膀胱の腫瘍などの診断することが出来る検査でヨード造景剤を静脈注射をし腎臓から排出させ、尿路の状態を見ます。注射後早期撮影で、腎臓の排泄機能を知ることが出来ます。晩期の撮影では、腎や尿管、膀胱の形態を知ることができ、膀胱に貯留した造景剤を排出させることで尿道の形態も観察出来ます。膀胱や尿管、腎盂が形どおりに白く写し出され、結石がある部分は抜けて見え、膀胱腫瘍は黒い塊に写るので、結石や水腎症などの診断がわかる検査です。