膀胱造影(CG)

膀胱造影(CG)とは?

膀胱造影(CG)は、膀胱内の様子を映し出して、膀胱内の状態を確認する検査です。方法としては、膀胱にカテーテルを挿入し、そこから専用の造影剤を膀胱内に注入します。その後、レントゲンで撮影することによって、造影剤がレントゲン上にはっきりと映し出すことによって、膀胱内の様子を確認します。前立腺全摘除術や、膀胱部分切除術後などに、縫合部分から尿漏していないかどうかや、隣接臓器との瘻孔の診断に用いられます。女性の場合には、膀胱と尿道の形態を検査するために、チェーン膀胱造影といった、造影剤とチェーンを同時に、尿道へ挿入する検査方法もあります。