PET

PETとは?

PETは、がん検診に活用されている画像検査です。がんは通常、腫瘍ができ、身体に変化が現われてから見つかることが多く、発見しにくい疾患です。PET検査はブドウ糖を通常細胞より多く取り込むというがん細胞の性質を利用し、ブドウ糖に似たFDGという物質を使った薬剤を投与し、FDGが多く集まる部位を特定します。全身の細胞のなかでがん細胞のみにマークをつけることができるため、かなり小さな早期のがん細胞の発見が可能です。PET検査は一回の検査で全身を診ることができるため、リンパ節に転移したがんの判断にも優れており、特に病期診断に威力を発揮します。