前立腺針生検
対応する内科の主な疾患
症状から見る疾患
- 尿が近い、尿の回数が多い(多尿・頻尿・尿意切迫)
- 夜間頻繁に排尿で起きる(夜間尿失禁)
- 尿が漏れる(尿失禁)
- 尿が出にくい・尿の勢いが弱い・尿をするのにお腹に力を入れる(無尿・尿閉)
- 尿が全く出ない(尿閉)
- 尿が残っている感じがある(残尿感)
- 「おねしょ」(夜尿症)が治らない
- 尿をするときに痛む(排尿時痛)
- 勃起力が低下した
- 尿道から膿が出る
- 精液に血が混じり赤くなった
- 前立腺がんが心配
- 前立腺肥大症かどうか検査したい
- 陰嚢内が痛い
- 陰茎、陰嚢がかゆい
- 陰茎、陰嚢が痛い
- 睾丸(陰嚢)が腫れている(陰嚢腫大)
- 血液検査でPSA値が高いと言われた
- 尿検査で尿に血が混じる。「血尿」を指摘された。
在宅訪問診療
前立腺針生検とは?
前立腺針生検は前立腺がんの確定診断を行う際に実施する検査です。直腸診やPSA検査、超音波検査、CT検査により、前立腺がんの疑いがあると診断した場合に行います。前立腺針生検は、多くの場合、入院して検査を行います。検査では、全身麻酔や局所麻酔をかけて直腸や会陰部から針を刺し、超音波画像を見て確認しながら、がんの疑いのある組織の細胞を前立腺の複数個所から採取します。採取した細胞を染色し、顕微鏡でがん細胞の有無を調べ、確定診断を行います。検査時間は30分~1時間程度ですが、麻酔の影響や出血のおそれがあるので、検査後数時間は安静にしている必要があります。